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ビエンチャン(ラオス)でビットコインを使った

ラオスの首都ビエンチャンにある、大阪ハックチャオというお店に行きました。
きっかけはこの記事です

www.globalnewsasia.com

ラオスで初めてビットコインを受け付けた店として、大阪ハックチャオが紹介されていました。

ラオスには行ったことがなかったですが、東南アジアのなかでもまだまだ発展途上の国というイメージでした。多分ビットコインもあまり知られていないんじゃないかと思います。

ビットコイン払いできる店がいろんな所で増えてきていますが、あえてそういう場所でビットコイン払いするのも面白しろそうだなーと思いました。
あと、そういう国のビットコイン事情は日本と全然違うだろうし、どんな感じか知りたかったというのもあります。大阪ハックチャオのオーナー(ゆーさん)は日本人なので、いろいろと日本語で現地の話が聞けそうだというのもありました。


ラオスに行った

想像していた通り、首都のビエンチャンでもたくさんビルがあったりするわけではなく、都会という感じではなかったです。

でも、一泊数百円の安宿やクーラー付きでキレイなホテルがあったり、地元の人が使うローカルレストランや高級めのラオス料理レストランがあったり、選択肢がたくさんあって旅行しやすい場所だと思います。Wi-Fiもだいたいのお店で使えます。

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意外だったのは、ラオスは車の関税が100%らしいのですが、車がたくさん走っていたことです。運転している人も普通のおじさんおばさんで、いかにもお金を持っているという感じの人でもなかったです。
ビエンチャンには、日本人の2倍程の値段を車に払えるくらいのお金持ちがけっこういるということは意外でした。


ビットコインで払った

ビエンチャンに到着後、さっそく大阪ハックチャオへ行ってみました。
大阪の文字が目立つので近くまで行けばすぐに見つかりました。

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夕方の中途半端な時間帯だったので空いていました。
まずその店員さんビットコイン支払いが出来るか確認してみました。
が、反応は「ビットコイン?わからないです」という感じ…

ビットコイン好きのボス(オーナー)がいる時だけビットコインを受け付けてるパターンかなと思い(ビットコインATMを使おうとした時もそうでした)、オーナーはいるか聞くと、「今は外出していて夜に帰ってくる」とのことでした。

ということで、出直すことにしました。
ただ、店員さんが全然ビットコイン知らない風だったので、本当にビットコイン受け付けているのか若干不安になりました笑

 

同じ日の夜にもう一度行ってみると、さっきは気づかなかったですが、店の前にだしているメニューにビットコイン支払い可能と貼り出されています。
やっぱり受け付けているということがわかり安心しました。

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店に入ると、まだオーナーは帰って来てませんでしたが、オーナーの奥さんがいてビットコイン支払いできると言ってくれました!
とりあえず、ラオスでビットコイン支払いするという目的は達成出来そうです

ただ、オーナーの奥さんがビットコインについてどのくらい知ってるのか(興味あるのか)わからないのと、ラオス人なので質問が大変だなー(日本語で質問したい)というのがあって、注文した料理を食べ終ってから、オーナーが帰ってくるのを待っていました。

待っていると、日本人っぽい男の人が入って来て、店の奥に消えて行きます。
店員さんに聞くと、その人がオーナーのゆーさんでした。

ビットコインでお会計をお願いすると、「ビットコインですか?」とゆーさんが出て来てくれました。
「日本人は初めてかも」とか話しながら、スマホアプリでキープ(ラオスの通貨)からBTCの支払額を換算してくれます。
ビットコインの支払いはすぐに終わったんですが、いくつか質問しているうちにだんだん話しが盛り上がってしまい、結果何時間も話し込んでいました笑


第1回ビエンチャンビットコインミートアップ?

最近は旅行先でビットコインミートアップを探すようになり、今回ビエンチャンでもミートアップアプリで探してみました。が、ミートアップの開催どころかビットコイン関連のグループもありませんでした。
個人的には、大阪ハックチャオでゆーさんと話したのが第1回ビエンチャンビットコインミートアップだと思っています笑
次の日とその次の日も行ったので、もう第3回まで開催済みです笑

 

ビットコインから話題が広がっていろいろ話したのですが、主にラオスのビットコイン事情についてゆーさんと話した内容を紹介します。

まず、ラオスにはビットコイン取引所はないそうです。(後で調べてみると、ローカルビットコインにも取引の投稿はなかったです)
一般の人もほとんどビットコインを知らなくて、一部の富裕層は知っているかもとのこと。
ゆーさんの周りでもビットコインを知ってる人は何人かいても、持ってる人は1人か2人くらいしかいないそうです。
想像通りラオスではまだビットコインの認知度は低いようです。

途上国とか自国の通貨が不安定な国でよく聞くのは、自分の資産を守る目的でビットコインが普及していくという話です。
ただ、ラオスでは意外と通貨が安定していて、あまりそういう需要はないんじゃないかなーということでした。
ということで、ラオスでビットコインが広まるのはけっこう時間がかかるのかもしれません…

 

ゆーさん自身は一年ほど前にビットコインを知って興味を持ち、自分のお店で受付け始めたそうです。
大阪ハックチャオでビットコイン支払いする人は、だいたい2週間に一回くらいだそうで、自分の前はロシア人だったかなーと言っていました。

他にもビットコインをからめて面白いことやりたいなーとも言っていて、実際にcoinmapに登録したり、「来年の『地球の歩き方』にはビットコイン払い対応と書いてもらうかな」とか、いろいろ考えているようなので楽しみです


大阪ハックチャオ

ビットコインの話ばかりでしたが、ビットコインを使わない旅行者にも大阪ハックチャオはオススメです。
もう10年以上まえからビエンチャンでやっているそうで、「地球の歩き方」にも載っているお店です。
意外にも日本人観光客ばかりではなくて、地元の人がよく来るそうです。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA


メニューがかなり多くて、びっくりしました。全部見ようとすると時間かかります笑
ゆーさんによると「従業員が文句言わないから、どんどん増やしたらこうなった」らしいです笑
自分は何回か行って、エビを揚げたやつと、ローカルビーフのステーキと、お好み焼きと、もう一皿なんかを食べました。
どれもおいしかったですが、特にお好み焼きはラオス人の従業員が作ってるんだと思うんですが、ちゃんとおいしいお好み焼きでちょっとびっくりしました。あと、ステーキとかお好み焼きの山芋とかに地元の食材を使っていて、食べなれたメニューで地元のものが味わえるのもよかったです。

ビットコイン払いはゆーさんかゆーさんの奥さんが店にいるときに受け付けているそうです


 

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