友人に会うためタイを訪れました。その滞在中に友人の案内でパタヤの水上マーケットに連れて行ってもらいました。
観光用に整備された水路や建物があり、ちょっとしたテーマパーク的な施設です。
水の上にいくつか建物が建っていて、橋でつながっています。
建物には壁がない開放的で広いレストランや小さな土産屋が並んでいて、水路に浮かんだ舟でもお土産や食べ物を売っているような場所でした。
歩いていると舟の上からおばちゃんが「食べてみろ」と何かを差し出してきました。
今まで見たことがない、白いナッツのような実でした。
普段は物売りの声かけには足を止めないんですが、このときは気になったので食べてみました。
食べたことがない味と食感でした。
カリカリというかパリパリというか、気持ちいい食感とほんのり甘くて香ばしい香りがしました。
水上マーケットの中の何ヶ所かで売っていて、その全部で試食用のをもらって食べました。やっぱりおいしいので、何袋か買いました。
帰りのバスでも、ホテルでも手が空いているときはつい食べてしまいました。
かなり気に入ったんですが、この謎のナッツの名前がわからない。また食べたくなっても検索のしようがない。同じ水上マーケットに行って買うしか方法がないです。
一緒にいたタイ人に聞いてみましたが、知らないそうです。タイ語の名前はわかるけど、英語名がわからない。一応タイ語の名前を聞いてみましたが当然わからないし、覚えられない…
結局、名前がわからないまま帰国。
持ち帰った謎のナッツを食べながら、「タイ ナッツ」などで検索してみましたが見つかりません。
英語で検索してみるとブログがヒットしました。
タイに行った旅行者のブログのようです。写真に写っているナッツはたしかに探しているものでした。
ブログにはそのナッツの名前らしき単語があったのでその単語で検索してみました。いくつか画像がヒットしましたが、探しているナッツではなさそうでした。
聞いた感じ地元の人にとってはありふれた食べ物のようだったので、タイ人に聞くのが一番だと思いました。
でもタイ人の知り合いはいないです。タイ人の知り合いをつくるところから始めないと…。
でもこれは意外と簡単でした。Langmateという、海外の友だちが欲しい人同士をマッチングしてくれるアプリを使いました。ここで知り合ったタイ人とまずは友だちになりました。このアプリ上でメッセージは送れますが画像は送れないので、LINEに移動してナッツの画像を送ってみました。
「この前タイで見つけたんだけど、これなんていう名前なの？」
「英語でなんていうか知らない」
タイで買って食べるだけなら英語の名前知ってる必要はないから当然ですね。
「タイ語でいいから教えて」
「มะบก」
「ありがとう！」
タイ語の名前をコピペで検索して２つのことがわかりました。１つめは謎のナッツの英語名（学名？）が「Irvingia malayana」だということ。もうひとつは日本では売ってないということです。
残念…
